〇目的
本会は、異なるアーキテクチャの産業機器を相互に接続する技術であるORiNの普及啓蒙を図ることにより、製造業におけるロボットをはじめとする生産システムのオープンなデータ交換環境実現のため、必要な共通基盤技術の確立を図り、製造業の健全な発展に寄与することを目的とします。
〇活動内容
ORiNの普及、維持・発展を目的として、次の活動を行います。
■ORiNの普及■
Webにおいて仕様書ならびにプログラムの公開などを通じてORiNの普及を図ります。
また、理解を深めて頂くために必要なセミナー、講習会を開催致します。事業への活用についてのコンサルティングも行います。
■ORiN仕様の維持・発展■
ORiNが時代の要請に対するソリューションとして在り続けるために、仕様の改善、見直しを行い、適時更新します。
■ORiNソフトウェアの管理■
ORiN仕様に準拠した標準ソフトウェアを管理(保管、配布、改修)します。
「ロボット関連組織・団体・企業」の検索結果
ORiN協議会
ロボットイノベーションコンソーシアム(国立研究開発法人 産業技術総合研究所)
ロボットの研究・開発から社会実証、さらには導入までをシームレスに、各ステークホルダーへの橋渡しを行うため、「ロボットイノベーションコンソーシアム」を設置しました。
コンソーシアムでの活動を通じて、早期にロボット産業分野の確立に貢献するとともに、会員企業への技術コンサルティングや共同研究などの連携促進を目指します。
〔コンソーシアムの主な機能〕
・情報共有・講演研修会【ロボット製造企業、ユーザー企業】
・国際標準化・依頼試験・認証機能の強化 (最終的な認証は民間ベース) 【認証機関、試験機関】
・ファンディング(技術目利き) ・サービス事業マッチングの推進【銀行、商社】
・地方連携 【地方自治体、公設試】
・国プロ立案・推進 など
※【ロボットイノベーションコンソーシアム解散、移行お知らせ】
6月6日の会員総会にて、ロボットイノベーションコンソーシアムの解散が議決されました。今後は、ロボット革命イニシアティブ協議会(RRI)の研究会へと移行する運びとなりました。
ロボット革命イニシアティブ協議会(RRI)につきましては、ホームページをご覧いただけますようお願いいたします。
社会ロボット具現化センター(九州工業大学)
九州工業大学 社会ロボット具現化センターは、モノづくりの基本である工学、応用工学であるロボティクスを通じた研究成果をもとに、新たな可能性を社会に提示し、研究成果の具現化およびロボット市場の開拓を目指します。
東京医科大学 ロボットセンター
東京医科大学病院では、2005年12月、手術支援ロボット、『ダ・ヴィンチ(da Vinci Surgical System)』による手術開始以来、泌尿器科・婦人科・消化器外科・呼吸器外科・耳鼻科など、多科に渡り、ロボット支援手術を実施してまいりました。
本邦におけるロボット手術のリーダーとしてさらにロボット手術の充実と普及を計るために、
1. 治療成績の向上
2. 安全性管理の徹底
3. 高度な手術技術を持つ新たな術者の育成
4. 新たな医療技術の普及
を目的にロボット手術支援センターを開設しました。
◆ダヴィンチcertificate取得者
ダヴィンチを使用するには、支援ロボット製造会社による一定の修練コースを修了した許可証の取得が必要です。
当院では既に各科に多くの取得者がおり、泌尿器科における前立腺手術、婦人科における子宮手術を中心にロボット手術は臨床において必須のものとなっています。
◆ロボット手術は
修練コースの一環として、製造会社が認定した施設での手術見学が必要であり、東京医科大学病院は国内では数少ない見学施設に認定されております。
◆前立腺がん手術は保険が適応となっています。
橘正昭泌尿器科主任教授ならびに関係各位のご努力により平成24年より保険収載され、多くの患者さんに貢献できるようになりました。
また、世界的には婦人科におけるロボット手術が前立腺手術よりも多く、本邦でも近い将来に保険が適応になるものと思われます。
マテック八尾 ロボット分科会
◆マテック八尾 ロボット分科会のスローガン◆
八尾市をあげて、将来の御茶ノ水博士を育てよう!
◆分科会の目的◆
八尾市をロボット産業の生まれ故郷にする
1.ロボット開発に結びつく基礎的な市民講座を定期的に開く。
2.設けることにより、レベルアップを図る。また、その際、最新のロボットにも市民が会えるようにする。
3.年に1度、市民講座の内容にマッチした競技大会が開催されて、実践の場をロボットに興味のある市民が、ロボット製作に利用できる場所が確保できるよう、市に働きかける。
4.ウエアラブルロボットなどにふれあい、体験できる場所を八尾に設け、生活にロボットを取り入れると、生活がどうなるか、イメージしてもらえる場を提供できるよう、市に働きかける。
5.ロボットを組むのに必要なパーツが、上記の活動により設計、標準化されて、八尾市の基幹産業に発展する。
6.ロボットショップ、ロボット関連のパーツショップ、などが八尾にでき、興味を持った人が八尾に集まる。
7.興味を持ち、熱中する若者の裾野を広げ、高専や、工学部に進学する人材を育て、中から将来のロボット設計者を多数輩出するだけでなく、製造に興味を持つ人材も育成し、八尾の製造業の将来を、側面から支援する。
新学術領域研究「分子ロボティクス」
◆領域の概要◆
従来のものづくりの方法論は、すべて材料となる物質の塊を外部から与えた情報に従って加工することで望みの形状を得るトップダウンのアプローチによっている。最近、これとは全く逆の方法論、つまり、物質を構成する分子そのものの性質をプログラムすることにより、その物質自身が望みのものに「なる」ボトムアップのアプローチが注目を集めている。分子そのものを設計し、分子の自己集合によって、原子分解能をもつ人工物を作り上げるこの方法論の出現は、ものづくりの歴史的転換点となることは間違いない。これにより、あらゆる人工物が分子レベルの精度を持つようになれば、生体機能を人工的に再構成できるだけでなく、分子レベルの自己修復、自己改変といったことが可能となり、医療、食料、エネルギーをはじめ、さまざまな分野への波及効果は計り知れないものとなるだろう。技術立国のほか生き残るすべのない我が国としては、今まさに起こりつつあるこのパラダイムシフトを先取りしていくことが必要不可欠であり、そのための新しい学術領域の確立、またそのための人材育成が急務となっている。
本学術領域は、個別の材料やデバイスを「いかにシステムとして組み上げるか」に重点を置いて、人工的な分子システムを構築する方法論の創成を目指す新しい学術領域である。我が国の化学は世界的に見ても極めて高い水準にあり、分子システムのハードウェアとしては、すでに利用可能な要素技術が数多く存在している。しかし化学者だけでは、これらをシステムとして組み上げ、ネットワークとして機能させるためのソフトウェアの開発は困難である。そこで、ロボット工学の方法論を導入してこれらをシステム化し、従来の方法論では達成しえない「プログラム可能な人工分子システム」の実現をねらうのが本学術領域である。人工分子システムの構築は、学術的に極めて重要な研究対象であると同時に、医療、環境、食糧等、我々が直面している諸問題を解決するためのキーテクノロジーになりうるものである。
〇計画研究A01 感覚班「拡散ナノ構造を活用した多元分子情報変換デバイスの創成」
分子ロボットに「感覚」を持たせるため、一分子レベルでの「検出」、「増幅」、「変換」機能をもつ分子デバイスを開発する。DNA オリガミや RNA ナノ構造を用いることで、一定のノイズ存在下でセンシング対象となる複数の分子を多元的に検出し、B01 知能班の開発する情報処理システムへの入力情報を提供する。また、C01 アメーバ班の開発するモデル分子ロボットを対象として、リポソーム膜面上へのセンシングデバイス埋め込み技術を開発するとともに、分子モータ群やゲルアクチュエータを駆動するため、十分な濃度で任意の核酸配列を出力する技術を開発する。
〇計画研究B01 知能班「知能分子ロボット実現に向けた化学反応回路の設計と構築」
分子ロボットの「知能中枢」となる、核酸反応をベースとした情報処理システムを構築する。そのため、高速かつ安定に動作する基本演算素子を開発するとともに、過去の状態を記憶するメモリー素子と、現在の入力情報と記憶に基づいて次の状態を決定する計算機構(状態遷移機械)を実現する。
〇計画研究C01 アメーバ班「アメーバ型分子ロボット実現のための要素技術開発とその統合」
単分子型分子ロボットの限界を乗り越えるため、サブミクロンサイズのコンポーネントを人工的に合成し、その中に情報処理や運動のための分子デバイス群を統合することで、反応速度論に基づく決定論的な機能設計を実現する。コンポーネントとしては、人工リポソームを利用し、これに B01 班の開発するDNA 分子情報処理システムと、それにより駆動される分子モータ群を実装し、微小管合成による仮足伸長などの機能を実現する。
〇計画研究D01 スライム班「構造化ゲルと化学反応場の協働による運動創発」
分子ロボットの「スケールの拡大」を目的として、ゲル反応場で構成されるスライム型分子ロボットを開発する。そのため、精密に分子設計された高分子ゲルを反応場として、リオーダの非均質な反応空間を生成し、反応生成物の時空間的分布の中でさまざまな分子デバイス群を動作させるための基盤要素技術を開発する。これにより、異方性を必要とする機能、すなわち環境中の濃度勾配をセンシングしてその方向に移動する「走性」のような機能のプログラムを実現する。
早稲田大学 次世代ロボット研究機構
私たちロボット研究者すべてが共通に持つ永遠のテーマは、「人間とロボットの共生」です。『人間の“こころ”はロボットや機械に存在するのか』、『どこまで生きていることに迫れるか』など“究極のロボット”を追求することで、人間を解明しようとしています。次世代ロボット研究機構では、こうしたテーマを追求したいと願っております。
現在の早稲田ロボット研究の特徴は、産業用ロボットに特化せず、“ 人間”という分からないものを対象とし、必ず自分たちでオリジナルのロボットを作ることにあります。私たちは、モノづくりを通して、コンピュータや電気回路、機械の材料、設計に関する知識の他に、医学や心理学など他分野の知識も同時に体得します。また、ロボットは必ずチームでつくるため、コミュニケーション力やチーム力が自然と身につくこと、教育カリキュラムや実験環境が揃っていること、“ 失敗体験”を大切にすること、によって良いロボットづくりができるのも特徴です。次世代ロボット研究機構では、ヘルスケアロボティクス研究所、ヒューマン・ロボット共創研究所、災害対応ロボティクス研究所の3研究所を設置していますが、各研究所間が連携しながら、こうしたロボットづくりを推進していきます。
今後、ロボット研究は、2つの道で未来の社会に貢献していくでしょう。ひとつはロボットそのものが役に立つこと、もうひとつはロボット研究から生まれた新しい先端のモノづくりの技術「RT(Robot Technology)」があらゆるところに応用され役に立つことです。私たちは世の中がどんどんRT化し、大学の研究が社会に還元できるよう実用化を進めています。しかし世の中の人が人間と機械の共生に興味を持たないのでは意味がありません。私たちが分かりやすい言葉で世の中に発信する努力をすることで、大学の研究が世界の平和と人類の幸福を実現させるのだと思います。そのために早稲田のロボット技術を一般公開しています。「RT(Robot Technology)フロンティア」では、人間支援ロボットの研究活動拠点として、定期的に人間支援ロボット体験公開イベントを開催しています。一般の方に体験を通してロボット技術を理解していただくことが目的ですが、若手の研究者を育てることにも役立つと思っています。ロボット研究がさまざまな分野に応用され、さらに未来へ進展するため、私たちは、次世代ロボット研究機構で研究を続けていきます。そして未来の社会に貢献できることを願っております。
超高齢社会の到来を迎えたわが国と先進諸国では、医療・福祉や生活支援などサービス分野へロボット技術(Robot Technology; RT)を導入した新しい産業の誕生が期待されています。今後わが国が世界に先駆けてロボット技術を社会の様々な課題に適用し「真の知的社会基盤」へ成長させるためには、国際的な視野を持つ若手研究者群の育成と、これまで諸工学の集積として扱われてきたロボット技術分野に新たな「体系的学理」を整備することが急務となっています。本拠点の事業推進担当者らは、機械系、情報系、材料系を包含する横断的な研究体制の下に、40年近くにわたって幅広く多様な実績を挙げてきました。
早稲田大学では、ロボット技術の発展を世界に先駆けて「真の知的社会基盤」へ成長させるため、「21世紀COEプログラム」「グローバルCOEプログラム」などを契機に、世界最高水準の「人とロボット技術の共生」を目指した教育研究拠点を設立しました。2008年に始動以降、若手人材育成のための「組織的な若手研究者等海外派遣プログラム」、「頭脳循環を加速する若手研究者戦略的海外派遣プログラム」、国際的人材交流のための「世界最大規模国際サマースクール」、博士学生の体系的教育を目指した「博士課程専修科目の設置」、体系的なロボット学のウェブテキスト「RTPedia」の発行、社会からのフィードバックを直接入手できる交流の場「RTフロンティア」などの特徴的プログラムを通じて、多数の「突破力」のある若手人材の創出と、世界最高水準のRT教育研究拠点を形成してきました。
これらの研究推進力を活かし国際的競争力を更に強化するため、世界のロボット研究中心拠点「次世代ロボット研究機構」を設立しています。上記の新体制を基に、①「高い学問知の構築」、②「学問知を生かした迅速なRTの社会還元」、③実践的アイデアの創造力を併せ持った“突破力”のある若手研究者を多数育成」を実施し、世界のWASEDAとしてより一層尽力して参ります。
次世代ロボット研究機構 機構長 山川 宏
ロボットゆうえんち
(1)ロボットを使ったイベントを主催/運営する団体です。幅広いジャンルの専門スタッフが参加しているため、参加者が数十人単位(小学生以下含む)の各種工作教室から、TV/雑誌等にも取上げられているロボットを使ったデモ・ステージと体験操縦、ロボット関係者による講演・講習会、そして、ロボット業界の提携企業・団体と連携した大規模なロボット展示会まで対応しています。また、学生の技術向上とロボット市場の活性化を目的にした競技会を主催・協力しています。
(2)市販されているロボットをカスタマイズしたオリジナル・ロボットの製作・販売を行っているだけでなく、実体のないイラスト・アニメ等のキャラクターをロボット(製品)として製作・販売しており、日本だけでなく海 外でも広く活躍しています。
(3)デモ・ステージや体験操縦といったイベント活動に、市販のロボットを活用している事から得たノウハウを生かし、市販ロボットの補修・調整にお困りの一般ユーザーを対象にした修理工房を運営しています。
※「ロボットゆうえんち」は、科学館・教育機関等の公共機関向けに活動している団体名です。一般の法人様に対しましては名称を「ロボット・ワンダーランド」に変えて活動しております。
serBOTinQ(サーボットインク)
首都大学東京では、サービスロボットに関する研究成果を社会還元する 仕組みとして、「serBOTinQ(サーボットインク)」という インキュベーションハブを創設しました。名前にあるように サーボット=サービスロボットに特化し、社会の中でどのようなニーズがあり、 地域や家庭内でどんなことがロボットにできるのか? また、大学内や企業のもつ技術を組み合わせながら、 どのようなサービスロボットが考えられるのかを、 実際に販売を前提とした製品開発として提案することによって、 来たるべきロボット社会のために必要な人材育成を含めたプロトタイプを創ります。
公益財団法人 人工知能研究振興財団
コンピュータが誕生してからわずか半世紀の間に、その普及ぶりはまさに驚異に値するものがありますが、人間の知能に接近しようとする人工知能(AI)研究も、着実にその成果を挙げてきています。
AI技術を使って人間の活動を援助するさまざまな機器やシステムが、企業の管理や生産現場などの一部で既に実用化されておりますが、今後、高齢化社会への移行に伴い、高齢者の社会参加支援や医療・福祉の分野においても、AIが重要な役割を果たすことになるものと考えられます。
AIの開発は、これからの社会全体に対し計り知れない大きな利益をもたらすことは勿論、人間の知的な作業をAIが支援または代替することにより、より豊かな価値の深い人間性を追求する社会を構築する上で、大きなインパクトになると思われます。
しかしながら、このAIの威力も産業界のごく一部の分野で発揮しているに過ぎず、創造性の支援をはじめ国民生活や医療・福祉面等への貢献はこれからの課題です。
これは、AIの技術がまだ未成熟であったり、基礎的な研究や体系化が不十分であることを示しています。
そこで、産業界が中心となり、AIに関する研究の振興を図り、産業技術の高度化及び我が国経済の健全な発展に寄与することを目的に、中部通商産業局(現:中部経済産業局)のご指導と、地方自治体並びに大学等のご協力を得て、平成2年3月に通商産業大臣(現:経済産業大臣)の許可を受け、「人工知能研究振興財団」を設立いたしました。
埼玉ロボットニーズ研究会
~ロボットを開発したい、導入したい皆様を募集します~
【研究会の活動内容について】
1.ロボットに対するユーザーニーズ探索のための情報収集及び調査・検討
2.社会で役立ち普及するユーザーニーズのあるロボットづくりの企画
3.ロボットの導入ニーズと開発シーズ並びに会員間のマッチング
4.ロボット開発に向けた開発グループづくり
5.会員メンバーによる情報交換及び交流
山形大学 次世代ロボットデザインセンター
少子高齢化が進むなか,安全で安心して暮らしていける社会を実現するためにロボットテクノロジー(RT)に対する期待が高まっています.また,ロボットテクノロジーを学びたいという学生の要望も強くなってきています.山形大学でも10名以上の教員が,活発にロボットテクノロジーに関連する研究・教育を行っています.そこで,本学理工学研究科では機械システム工学専攻を中心に次世代ロボットデザインセンターを立ち上げました.本センターは,未来ロボットをデザインし革新的な次世代ロボットテクノロジーを創出するための研究・開発の拠点となることを目指しています.また,次世代を担うロボット系エンジニアの育成のために,先端ロボットテクノロジーに関する教育を支援していきます.
ロボットアリーナ(室蘭工業大学)
室蘭工業大学では、文部科学省の支援を受け、平成22年度より「ロボットアリーナによる体験的先端技術教育研究拠点の形成」事業をスタートさせました。
この事業では地域公開型施設「ロボットアリーナ」を創設し、この施設を活用して地域少年へのロボット技術の体験提供、地域住民へのロボット技術の振興、地域と連携した先端ロボット技術開発と新産業創出、地域実践課題を取り入れたプロジェクト学習等の地域貢献活動を行い、学生・大学院生の能力開発を目指した教育研究の新たな展開を目的としています。来るべきロボット共存社会に対応できる高度理工系人材を育成すると共に、ロボット技術の普及、ならびにそれを核にした様々な地域貢献を果たす舞台がロボットアリーナです。
ロボットアリーナは、室蘭市および市立室蘭看護専門学院のご理解・ご協力のもと、平成22年8月に本学に近い高砂町の市立室蘭看護専門学院第3棟(体育館)1階の中に開設しました。ロボットアリーナの運営は、室蘭工業大学ロボットアリーナ事業推進室が担当しており、事業開始以降、アリーナの施設整備を進めるとともに様々なイベントを実施してきました。主な活動として、(1)青少年や市民向けの各種イベント(ロボットサッカーコンテスト、ロボットトライアスロン大会、ジュニアロボットスクール、体験教室、公開講座、等)、(2)アリーナを活用したロボット教育プログラム、(3)医療・看護・福祉・介護など地域のニーズに即したロボット関連技術の開発、(4)大学院での先端ロボット技術の研究開発と新産業創出を目指した共同研究、(5)他大学、海外大学等とのロボット技術に関する連携交流、などを実施してきました。室蘭市青少年科学館との積極的な連携も進めています。
文部科学省による直接の支援は平成26年度で終了しましたが、この5年間に多くの皆様のご支援ご協力をいただき、たくさんの方々にご利用いただくことができました。こうした実績を踏まえ、ロボットアリーナは、平成27年度から新たに大学キャンパス内に場所を移設した上で、本事業を継続することになりました。これを機会に、大学院での実践的な教育・研究の充実や幅広い人材育成など新たな事業も進めていきたいと考えております。
ものづくり教育・研究を進める室蘭工業大学が、ものづくりの街・室蘭を舞台に新たなものづくりと出会える場を提供し続けたい、それがロボットアリーナの願いです。大学と地域の皆様のご協力をいただき、科学と技術の新たな夢を育む場として多くの方々にますます利用していただけるよう、これからもロボットアリーナを育てていきたいと思います。
ロボット革命実現会議
1. 趣旨
ロボットを少子高齢化の中での人手不足やサービス部門の生産性の向上という日本が抱える課題の解決の切り札にすると同時に、世界市場を切り開いていく成長産業に育成していくための戦略を策定するため、ロボット革命実現会議(以下「会議」という。)を開催する。
2. 構成
(1) 会議は、別紙に掲げる者により構成し、内閣総理大臣の下に開催する。
(2) 内閣総理大臣は、別紙に掲げる者の中から、会議の座長を依頼する。
(3) 会議は、必要に応じ、関係者の出席を求め、意見を聴取することができる。
RT.ワークス株式会社
【事業の目的】
長寿先進国として、より広い年齢層で高い生産性を実現する社会で、その年代ごとにふさわしい社会貢献できることがより満足度の高い豊かな生活につながると考えます。
高度に発展し続けるインターネットリソースを幅広い年代で享受できるために素性の良い発展性の有る技術を人に社会に寄り添う製品に結び付けていきます。健康で生き甲斐のある、またより広い年齢層でより高い生産性を実現する社会を。長寿先進国日本に暮らす、アンコールエイジの人々が、重ねた年月にふさわしい生産性を生み出すことが出来るために必要な、アンコールスマートなライフスタイルを実現可能とする製品、サービスと情報を提供してまいります。
【理念】
ロボット技術の活用に因る、人と地域社会に寄り添う開発・製品・サービスの提供することで、安心で安全な生活をサポートする。
人と社会に寄り添うロボット技術とは、個の持つ能力を維持し、継続発揮できるように支えるロボット技術のことです。
真にロボット技術が人々の生活に溶け込むために必要と思われる実使用環境への徹底したアセスメントと実証試験、安全性へリスクのアセスメントを通し長寿先進国にふさわしい製品とサービスを提供してまいります。
セコム株式会社
セコムは、昭和37年に日本で初めての警備保障会社として創業。41年には日本で初めて企業向けにオンライン・セキュリティシステムを開発し、全国に基盤を築いてきました。
昭和56年には、わが国初のホームセキュリティシステムを発売し、家庭市場を開拓。現在は、企業で約102万件、家庭で約118万9,000件、合計約220万9,000件(2016年12月末現在)のご契約先を有しています。
平成元年には「社会システム産業」を宣言。セコムグループとしては、セキュリティを中心に、防災、メディカル、保険、地理情報サービス、情報通信、不動産事業などを展開。セキュリティで培った安全のネットワークをベースに、安心で便利で、快適なサービスシステムをトータルで提供する、新しい社会システムづくりに取り組んでいます。
また、国際事業では、海外21の国と地域で事業を展開。台湾、韓国、中国、タイ、マレーシア、シンガポール、インドネシア、ベトナム、ミャンマー、フィリピン、ラオス、インド、アラブ首長国連邦、イギリス、フィンランド、スウェーデン、ベルギー、オーストラリア、ニュージーランド、アメリカ、ブラジルに進出しています。
オリックス・レンテック株式会社
オリックス・レンテック株式会社は1976年、日本初の測定器のレンタル会社として、さまざまな分野のお客さまの多種多様なニーズにお応えしてきました。現在はICT機器や医療機器へと拡大し、さらにはマーケットのニーズを先取りして、ロボットのレンタル事業、3Dプリンタによる金属造形受託サービスも展開。レンタルラインナップは、3万3千種162万点(2016年3月現在)を取りそろえています。
2016年4月より法人向けの次世代協働型ロボットをンタルサービスを始めとした各種ロボット関連サービスをご提供しております。
パラマウントベッド株式会社
当社グループは1947年(昭和22年)に創業。病院用ベッドの専業メーカーとしてスタートし、その後、高齢化の進展を背景として、高齢者施設や在宅介護分野にも事業領域を拡大しながら、さまざまな製品・サービスを開発してまいりました。
近年では、海外においてアジア・中南米地域を中心に拠点展開を進めるなど、国内外においてヘルスケア分野を中心とした事業の多角化に取り 組んでおります。今後も「as human, for human(人として、人のために)」を企業スローガンに、お客様満足度および企業価値のさらなる向上を目指し、また、事業活動等を通じて社会に貢献して まいりたいと考えております。
【主な事業内容】
1. 医療・介護用ベッド等および什器備品の製造、販売
2. 医療福祉機器および家具等の製造、販売
3. 上記品目に関する輸出入、リース、レンタル、および保守・修理
株式会社日立システムズ
日立システムズは、幅広い規模・業種にわたる業務システムの構築と、データセンター、ネットワークやセキュリティの運用・監視センター、コンタクトセンター、全国約300か所のサービス拠点などの多彩なサービスインフラを生かしたシステム運用・監視・保守が強みのITサービス企業です。日本のITれい明期から業界をリードし続けてきたITサービスの豊富な経験を生かして、システムの導入コンサルティングから設計・構築、運用、保守、ヘルプデスクに至るまで、ITのライフサイクル全領域をカバーするワンストップサービスを提供し、お客さまの経営や業務をサポートします。そして、多彩な「人財」と先進の情報技術を組み合わせた独自のサービスによってお客さまのデジタライゼーションに貢献し、新たな価値創造に共に取り組み、お客さまからすべてを任せていただけるグローバルサービスカンパニーをめざします。
KEBA Japan株式会社
KEBA Japanは、2011年にオーストリアのKEBA AGが設立した日本法人です。インダストリアルオートメーションの分野に特化し、主に産業用ロボットや射出成形機、工作機械などの製造業に向けて、革新的な制御システムを開発・提供しています。
埼玉ロボットビジネスコンソーシアム
埼玉県は、ロボット開発メーカー、要素技術を持つ事業者、ロボットを使ったサービス事業者、ソフトウエア事業者、ロボットユーザー(製造業、介護、農業、物流等)、大学・研究機関、金融機関など、異業種のメンバーが参加するプラットフォーム「埼玉ロボットビジネスコンソーシアム」を立ち上げました。
このプラットフォームにおいて、ビジネス交流会や分野ごとにニーズを深堀りして開発に生かす研究会、マッチング支援などを行うことにより、「社会で役立ち・売れるロボット」づくりを応援し、ロボット産業の振興・集積につなげます。
株式会社 北川鉄工所
~日本に世界に役立つチカラを持っている。kitagawa 3つの事業部。~
多彩なジャンルで優れた技術を発揮する総合力がkitagawaの強みです。
さまざまな鋳造製法で素材開発や機械加工に取り組む金属素形材事業、
旋盤用チャックやNC円テーブルなどを手がけ、パワーチャックで国内60%のシェアを占める工作機器事業、
ビル建設用タワークレーン、コンクリートプラント、立体駐車場などを生み出す産業機械事業。
この3つの分野を核にkitagawaはグローバルに事業を展開しています。
近年では生産拠点の海外展開や整備にいっそう注力。
市場により近い場所でものづくりを行い、世界レベルでの競争力をさらに高めています。
〇金属素形材事業について
技術を磨きながら、ものづくりの最先端を追いかけていく。
金属素形材事業は、KITAGAWAを支える基幹事業として、鋳造素材を核とした
加工完成品の提供を主業務にしています。
素材開発から機械加工・アッセンブリーまでの一貫体制を実現することで、
高品質かつ低コストの商品を国内はもとより、世界のメーカーに供給。
生産工程のさらなるデジタル化や自動化、バーチャル化を目指す「インダストリー4.0」に拍車がかかる中で、
「素材開発力」や「鋳造技術力」の一つ一つをさらに研ぎすませながら、
時代のニーズに対応し、より付加価値の高い製品を提供し続けます。
〇工作機器事業について
旋盤やマシニングセンタなどの工作機械の周辺機器「旋盤用標準パワーチャック」「回転シリンダ」「NC円テーブル」「バイス」
「ワークグリッパ」などを製造・販売。
KITAGAWAの標準チャックは、国内シェア60%に達し、高い支持を得ています。
同時に、お客さまのご要望に合わせた商品を提供。
また世界に営業拠点、サービス拠点を持ち、日本だけでなく海外に進出する企業のサポートも行っています。
さらに自動車部品の鋳物素材の生産から社内加工仕上げまでを自社で一貫生産し、
完成品を自動車部品メーカーに納入。自動車部品生産でも優れた加工ノウハウを蓄積しています。
このほか、カスタマイズ商品だけに対応する専門チームが、打ち合わせから、納入まできめ細やかに対応。
チャックとNC円テーブルそれぞれ、または組み合わせてのご提案を行っています。
お客さま企業の設備と加工ワークの状況を確認し、最適な加工工程をご提案。
ライン一括でおまかせください。
これからも、高品質の商品開発とご提供、
十分なアフターサービスやサポートに全社一丸となって取り組んでいきます。
〇産業機械事業について
コンクリートプラント関連製品から、建築用クレーン、ウォーターカッターなどの特殊工作機、
さらに立体駐車場まで。産業機械事業では多種多様な製品を開発製造し続けています。
コンクリートプラントでは、オーダーメイドからブロックタイプ、小型タイプまで多様なニーズに対応。
排水処理設備やセメント空気輸送設備まで自社で開発製造します。
また、小型クレーン「ビルマン」は「コンパクト・シンプル・軽量」の三条件をかなえ、
シェア80%を実現。安全で安心な使いやすいクレーンとして高い評価を得ています。
そして今後、産業機械事業がますます重視するのが、環境関連商品の開発です。
すでにコンクリートミキサで培った「練り混ぜる技術」を生かし、
産業廃棄物や汚泥などを処理するミキサを開発し、
浄水場などに活用し、浄水場などに利用されています。
これからの社会に欠かせないエコの分野でもKITAGAWAの力が期待されています。
CYBERDYNE株式会社
CYBERDYNE株式会社は筑波大学大学院システム情報工学研究科・サイバニクス研究センターセンター長 山海嘉之教授の研究成果で社会貢献するため2004年6月に設立されました。実用化技術にとどまることなくエンドユーザーの生の声を生かして更なる飛躍を目指した強力な研究開発体制を構築し、独創的な製品群をお届けしてまいります。
株式会社シーエーシー イノベーションカンパニー
株式会社シーエーシーは、1966 年、日本で最初の独立系ソフトウェア専門会社として発足しました。 『コンピュータ・メーカーなどの特定企業から「独立・中立」の立場を堅持する』、『情報システム構築のプロフェッショナルとしてユーザー企業を顧客とする』、『要員派遣ではなく「請負」によって開発の成果物に責任を持つ』という3点を経営の基本原則としています。
当社は専門企業として培ったITへの深い知見と、お客様の業種・業務に関する豊富な知識を活かし、 ITと業務を統合した高付加価値サービスを提供。お客様の事業の創造と持続的な成長を支えています。
また、シーエーシーグループでは、市場拡大・IT技術の応用が拡大することが期待されている分野へ積極的な投資活動を行っています。近い将来において、現実となることが確実視されているAI(人工知能)、ロボティクスなどの分野において、私たちは自社だけの力だけでなく、外部の協力者と連携したオープンイノベーションを積極的に推進していきます。