急速な技術革新と価値観の変化が同時進行する現代社会は、将来の見通しが立てにくい「VUCA時代」と呼ばれています。このような環境下で、私たちはどのように人材を育成し、次の社会を形づくっていけばよいのでしょうか。
1920年代、発明家・豊田佐吉は、自らの経験と先見性をもとに、息子・喜一郎に「これからは自動車の時代が来る」と語り、日本の産業の未来を託しました。当時、自動車産業はまだ夢物語に近い存在でしたが、その志はやがて日本を代表する産業へと発展していきました。戦後には新幹線が誕生し、近年ではiPhoneや電子マネー、Uberに代表される新しいビジネスモデルが社会の前提を塗り替えてきました。
現在もまた、ドローン、サービスロボット、空飛ぶクルマ、宇宙開発、量子コンピュータ、AIなど、これまでにない技術が次々と登場しています。これらは単なる製品開発ではなく、運用、事業、法制度、文化といった社会全体を同時に設計することを求める挑戦です。RRIが取り組むIoTによる製造ビジネス変革やデータ連携基盤の構築も、同様の課題意識のもとにあります。
こうした変化の中で、若者世代はZ世代からさらにα世代へと移行しつつあります。本Webinarは、国際的なロボットコンテストを題材に、若年層や専門技術者が最先端技術とどのように向き合い、社会実装へと関わっているのかを多角的に捉え、視点を共有しながら、産学官を含む多様なステークホルダーが果たすべき役割と、私たち自身に何ができるのかを共に考えるワークショップ形式のWebinarです。
4th IRアカデミーについて
産業革命とは、技術が広く社会・産業の変革を起こすことを指すとの理解から、多様な分野での変化と日本のギャップを捉えるために、RRI/WG1/産業IoTロードマップ調査研究委員会では、第4次産業革命(4th IR)アカデミーと題してセミナーを企画開催しています。関心のある話題など是非お寄せください。企画の参考にさせていただきます。
(本講座はWG1/産業IoTロードマップ調査研究委員会の活動の一環として実施します。)
(本講座へはRRI会員以外の方にもご参加いただけます。)
開催概要
- 日時:2026年3月5日(木) 16:00-18:00
- 開催場所:WEB会議(Webex)
- プログラム:
司会 :水上 潔 氏(RRI WG1 産業IoT アドバイザ)
(1) 16:05-16:20
講演 :世界ヒューマノイドロボット運動会で見る、新技術と社会のつきあいかた
登壇者:高須 正和 氏(株式会社スイッチサイエンス国際事業開発/Heroad lnvestmentパートナー)
(2) 16:20-16:35
講演 :先端人材を育成する中国のロボット競技と国内事例
登壇者:川節 拓実 氏(一般社団法人次世代ロボットエンジニア支援機構 代表理事/京都大学大学院工学研究科 講師)
(3) 16:35-16:50
講演 :グローバルサウスの子供達の衝撃の成長 日本の科学技術人材育成とのギャップ
登壇者:鈴木 健太郎 氏(Global innovator ACADEMY 学長)
(4) 16:50-17:05
講演 :なぜ“自社だけでは”次世代エンジニアを確保できなくなったのか – 米中ロボット競技会に学ぶ、業界投資という選択 –
登壇者:五十嵐 広希 氏(東京大学大学院工学系研究科特任研究員)
(5) 17:05-18:00 パネルディスカッション
【パネリスト】
高須 正和 氏
川節 拓実 氏
鈴木 健太郎 氏
五十嵐 広希 氏
【モデレータ】
水上 潔 氏
4. 参加申込み方法:
こちらの【参加お申込みフォーム】をクリックし、入力フォームに必要事項をご入力ください。
ご入力いただいたメールアドレス宛に、折り返しご参加URLをメールにてお送りします。
※本講座へはRRI会員以外の方にもご参加いただけます。
5. 申込み締切:
3/4(水)までにご参加登録をお願い致します。
関連情報
以上