この間、4つのワーキング活動を立ち上げ、各地域のロボット導入支援に向けた施策の具体化を進めると共に、会員様に対する各種アンケートによる実態把握・情報共有化に努めて参りました。
この度、本会取組み状況を共有し会員様相互の意見交流を図る場として、9月29日に第一回全体会合を開催。
地域会員・関係機関 計128名(現地・リモート)に参加いただき、現場の実状を踏まえた活発な討論が行われました。
引き続きRINGプロジェクトでは、地域が抱える課題や困り事に寄り添い、ロボット導入支援の取組みの輪を全国に広げて参ります。
1. 第一回全体会合の概要
(1)日時
2025年9月29日(月曜日)15時~17時
(2)場所
RRI事務所 高田馬場センタービル12階(東京都新宿区高田馬場1-31-18)
(3)内容
①開会挨拶
・東洋大学 松元教授
・一般社団法人日本機械工業連合会 田川副会長
②主な議事
議事1. 事務局からの報告
・企業会員募集の進め方 見直し案
・RINGロゴ案に対する意向投票の結果発表
・会員様ヘの依頼事項とRING活動との紐づき
議事2. RING取組みの進捗報告(会員の皆様との意見交換含む)
・RING全体進捗と今後の計画
・地域支援モデル創出WG
・自動化コーディネータ育成WG
・NEDO懸賞金コンテスト
議事3. 経済産業省より
議事4. 農林水産省より
・生産技術人材育成講習会
・食品産業の未来を変えるロボット活用最前線のお知らせ
議事5. 各地域からの検討課題の紹介
③閉会挨拶
・経済産業省 製造産業局 産業機械課 ロボット政策室 石曽根室長
(4)出席者
128名 (うち 対面出席40名、リモート出席88名)
※会員数(2025年9月29日現在) 33団体(28地域、5団体)
(5)当日の様子
【東洋大学 松元教授挨拶】
【日本機械工業連合会 田川副会長挨拶】
【議事】
【経済産業省 石曽根室長挨拶】
<参考>「全国ロボット・地域連携ネットワーク(略称RINGプロジェクト)」について
(1)背景・趣旨
我が国で深刻化する人手不足に対して、ロボットを活用した労働生産性の向上は、その解決の切り札です。
一方で、現状では、ロボットを活用するには専門的な知見と経験が必要になるほか、中小企業等の現場は、ロボットの導入しやすい環境が整備されていないケースが多く、ロボット導入につながらないとの課題があります。
こうした状況を踏まえ、経済産業省、各地域の自治体や支援組織、ロボット関係機関等が連携し、ロボット導入支援の取組を加速させるための協議会である「全国ロボット・地域連携ネットワーク(略称RINGプロジェクト)」を新たに立ち上げ、6月30日(月)に設立総会を開催しました。
本プロジェクトでは、各地域のロボット導入支援の取組を、国を挙げてサポートする仕組みを整備し、効果的な支援体制の確立や全国の支援ノウハウの共有等を図り、こうした取組を通じて全国各地でロボットを効果的に活用し、人手不足下でも持続可能な地域社会の実現を目指します。
【全国ロボット・地域連携ネットワーク 全体イメージ】
【ロボット導入支援の取組例】


(2)参画地域
(3)活動内容
①各地域が抱えるロボット導入支援のサポート
②ロボットコーディネータの育成
③地域の社会課題解決に資するロボットシステムコンテストの実施
④ロボット導入の機運を醸成するためのイベントの開催 など
お問合せ・お申込みについて
本協議会の事務局は、ロボット革命・産業IoTイニシアティブ協議会(RRI)が担っています。本協議会の取組に関心や参画を検討したい自治体、支援機関、各種団体、企業等の方は、RRIの以下のホームページをご参照ください(企業会員の募集は、今後改めて実施する予定です)。
全国ロボット・地域連携ネットワーク (略称:RINGプロジェクト)(ロボット革命・産業IoTイニシアティブ協議会)
【お問合せ先】
ロボット革命・産業IoT イニシアティブ協議会
TEL:03-6302-1861
E-mail:office@jmfrri.gr.jp