「第4回 VUCA時代に求められる未来を設計するための準備ワークショップ」の参加者を募集します。
好評につき、第4回を開催します。
RRI/WG1/ロードマップ調査研究委員会では、2023年度の産業IoTロードマップを発表しました。この委員会では、未知の未来を設計するために、2018年度から慶應SDM白坂研究室のご支援ご協力のもとに、システムズエンジニアリングやシステムズアプローチを活用してきました。2024年度からは、委員会で進めて来たこれらの考え方を、ワークショップ形式の体験コースとして用意しました。その第1弾が今回の1日コースの準備ワークショップです。又、準備ワークショップを経て更に 理解を深めたい 方に向けた、5日コース程度の第2弾のワークショップを検討中です。
VUCA時代と言われる中での第4次産業革命・DX・Society5.0への対応、そして近年ではデータ連携が大きな話題となっていますが、こうした変化に対し自ら考え自ら解を導き出す 時代を迎えています。用意するワークショップは、どのように考える力を付けていけばいいのかを、体験的に学ぶ場となっています。
日頃下記のような疑問をお持ちの方は、是非ご参加ください。事前の知識は不要です。
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- 第4次産業革命・Society5.0におけるDXがどのようなものなのか悩んでいる。
- DXをどう取組めば良いかモヤモヤしている。
- 懸命にやったはずの結果が「失われた30年」となり、何がまずかったのかよく分からない。
- ゼロからの新システム・新サービス開発と、今までのやり方との違いが上手く言葉にできない。
- 認知・認知バイアスに興味がある。全体俯瞰やメタ認知を自分の言葉で語れるようになりたい。
- 今、何だかよく分からない閉塞感を感じている。突破口を見出したい。
- これまで自信を持っていろいろ取組んできた。自分なりに総括してみたい。
図:ワークショップで学べること
(出典:「第4回無人航空機の認証に対応した証明手法の事例検討ワークショップ※」事前学習資料より)
※第4回無人航空機の認証に対応した証明手法の事例検討ワークショップ:ReAMo(次世代空モビリティの社旗実装に向けた実現プロジェクト)によるワークショップ。RRIは本ワークショップの運営に協力しています。
準備ワークショップの概要
身近で日常的な題材を用いた、認知・メタ認知に着目 したワークショップ形式の体験型セミナーです。グループを作りワークショップを行いますので、申込みされた方はできるだけ都合を付けてご参加ください。なお、同一会社及び団体からの参加人数制限はありません。
日時:2025年11月19日(水)10:00~17:00
場所:東京都新宿区高田馬場 1丁目 31-18 高田馬場センタービル12階
募集人数:最大で30人程度(4~5人/組 × 4~6組程度)
参加費:無料(ビル内に自動販売機はありませんので飲物は事前にご用意ください。昼食はコンビニ・飲食店などにて各自ご対応お願いします。)
申込締切:10月29日(水)
主催:RRI(協力:慶應SDM白坂研究室)
参加申込み方法:こちらの 【参加お申込みフォーム】をクリックし、入力フォームに必要事項をご入力ください。
※本講座へはRRI会員以外の方にもご参加いただけます。
※同一会社及び団体からの参加人数制限はありません。複数名ご参加の場合、個人ごとにそれぞれでお申し込みいただきますようお願いいたします。
※ワークショップ終了後、懇親会(任意参加・有料)を開催する予定です。
時間:17:30~19:30
参加費:有料(4,000円程度の予定です)
※お申込みいただいた方へは、11月3日(月)頃にご参加確認のメールをお送りする予定です。
参考:カリキュラム例
1. 製作物のアイデア出し(ブレスト)
2. アイデアの分類
3. 製作物の定義
4. 価値創出 魅力ある物にするキーワード探し
5. アイデア化
6. 検証
7. 適合性確認
有償版ワークショップのお知らせ
準備ワークショップを受け更に学びを深めたい学びたい方に向け、RRI/WG1/ロードマップ調査研究委員会で2019年度に行ったものと同等レベルの5日コース(有償版)を検討中です。準備ワークショップが思考プロセスと思考ツールを規定するものであるのに対し、有償版は各種思考ツールを経験した後、自身で思考プロセスを設計し思考ツールを選定するものとなっています。その過程で、失敗の経験、自身の思考の認知など、「自分でゼロから考える」ことに着目したワークショップです。
準備ワークショップご参加者の声
- 目的に向けて何をどうやっていくのかを考える方法が我流になっており、体系的な方法論を持てておらず、そのため、かなりバイアスのかかった方法論しか考えることができていなかったが、バイアスを取っ払いやすくするための方法論が世の中にあることが分かった。また、”多様性”が大切なシーンを具体的に感じることができたこと。
- なじみ無い方に意見を伝えることは苦手です。その意味であえて参加させて頂きました。傾聴する、意見を伝える、バイアスに気づく。コミュニケーションと聞くほどにぼんやりとしていましたが、しっくり腹落ちしました。
- 同じ言葉で違うことを認識していることがある事実に気が付きやすくなりました。気が付けば、訂正ができることが多いため、齟齬が減っていると感じます。
- ブレストの体験ができた点や見知らぬ方々の中で自分の意見を述べ。建設的に議論を進める点はとても良い体験でした。
- 今回の限られた時間の中ですべてを理解するには至りませんでしたが、こういう考え方ができるんだ、という良い刺激になったと感じています。
- メタ認知ということで、自身の思考内の案と目の前のワークに付箋として表出している案とを意識的に把握しながら取り組むというのが面白かった。
取組におけるフレームを意識するというとかなり難解だが、実体験として意識と物理実態として見えると、認識のとっかかりとして非常にわかりやすくて良かった。 - ブレストを実施する際にやり方が分からず、これでは新規アイデアは出てこないだろうと時間を費やしても無駄だという思いが強くあった。今回参加することにより、ブレストから事業提案までの一連の流れを理解した。完璧に理解したという訳ではないが、既に上司はワークショップに参加しており、グループとしてメタ認知の理解を強めていきたい。
- 問題意識:将来のあるべき姿をどのように描き、それを正確に他者と共有する方法を学びたいと考えていた。
手ごたえや気づき:長時間にわたってチームメンバーとディスカッションを重ねる中で、自身の考えを相手に正確に伝えることを意識して取り組んだ。自分では思いつかないようなアイデアを他のメンバーが数多く提案しており、他者の意見を引き出すことの重要性に気づかされた。さらに、実態と俯瞰の視点を行き来する体験を通じて、自分の業務にどう活かせるかのヒントを得ることができたように感じている。ただし、現時点ではあくまで「活かせそうな気がする」段階にとどまっており、今後これを実際の行動に反映させるには継続的な努力が必要だと実感している。 - 答えのない課題に対して、自分の答えが何をもって正しいのかと言える根拠をいかによく考えられるかが重要だと感じた。
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準備ワークショップの様子 |
関連文書
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以上