会場から西を展望
タイトル名 | 開始時間 | 終了時間 | 場所 | |
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1 | [セッションデー] データ駆動型製造業の未来:協調と変革(対面) | 10月21日(火)10:00 | 17:25 | 高田馬場センタービル12階(地図) |
2 | [セッションデー] データ駆動型製造業の未来:協調と変革(オンライン) | 10月21日(火)10:00 |
17:25 |
オンライン |
3 | [本会議] データ駆動型製造業の未来:協調と変革(対面) | 11月 6日(木) 14:00 | 16:15 |
高田馬場センタービル12階(地図) |
4 | [本会議] データ駆動型製造業の未来:協調と変革(オンライン) | 11月 6日(木) 14:00 | 16:15 | オンライン |
10月21日 セッションデー 参加申込はここから(締切10月16日)
11月 6日 本会議 参加申込はここから(締切11月 3日)
時下ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。平素は当会の活動にご支援、ご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
この度、「データ駆動型製造業の未来:協調と変革」と題し、「ロボット革命・産業IoT国際シンポジウム2025」を開催する運びとなりましたので、お知らせいたします。IoTの普及と技術革新の進展に加え、近年はデータ利活用を取り巻く環境が大きく変化しています。製造業では相互運用性や制度・技術・運用の整合を土台に、データ活用によるビジネス変革が一段と求められています。国内外の関係者が連携し、将来に向けたビジョンを描き、実行へとつなげていくことが重要です。本シンポジウムでは、国内外のリーダーや専門家を招き、製造業におけるデータ連携の動向の理解とその対応について議論します。
また、私たちはデジタルエコシステムの誕生という潮流を踏まえ、国際の動向を認識するとともに、世界をリードしていく上での課題を共有する場として本シンポジウムを企画いたしました。持続可能で競争力ある社会イノベーションの実現に向け、知見とネットワークを構築する絶好の機会です。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。
主催
共催
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協賛(五十音順)
ゴールドスポンサー
シルバースポンサー
後援(順不同)
プログラム(聴講無料)
■10月21日(火) 高田馬場センタービル12階 会議室1/2(地図)および オンライン
[Opening]
(1) 10:00-10:05 オープニング
田川 和幸 (ロボット革命・産業IoT協議会 運営幹事)
(2) 10:05-10:10 オープニング
須賀 千鶴 氏 (経済産業省 製造産業局 産業機械課長 兼 製造産業DX政策企画調整官 兼 AIロボティクス推進官)
(3) 10:10-10:15 オープニング
Markus Heß 氏 (独 経済・エネルギー省 次長)
[Session 1]製造変革のイネーブラ:デジタルエコシステムの構築
ものづくりにおけるデジタルエコシステムの形成と、参画者の期待値を、日独それぞれの取り組みで確認します。社会実装における課題も取り上げ、日本のデータスペース検討の材料とします。
(1) 10:15-10:30 TBD
Markus Heß 氏 (独 経済・エネルギー省 次長)
(2) 10:30-10:45 ウラノス・エコシステムの今後の展望
猪飼 裕司 氏 (経済産業省 商務情報政策局 デジタル戦略室長 兼 国際室長)
「ウラノス・エコシステム」は、デジタルによる新たな価値創造の促進、脱炭素社会・循環経済の実現といった社会課題の解決とイノベーションの両立に向けた、企業や業種を横断して、データやシステム連携を行うためのプラットフォーム構築等の取組である。本講演では、産業データ連携の重要性、社会実装に向けた施策・課題、国際的な相互運用性確保を含む国境を越えたデータ流通に向けた展望を概説する。
3) 10:45-11:00 Scaling Industrial Data Ecosystems and Industrial AI: A Global Collaborative Approach
Thomas Hahn 氏 (Plattform Industrie 4.0 / Fellow, Siemens AG)
産業サプライチェーンはグローバルに展開しているため、ビジネス機会を創出するためには、産業データエコシステムを最初からグローバルに設計することが不可欠です。この実現には国際協力が求められており、単独の組織や地域では達成できません。日本との10年にわたる協力関係がこれを表しており、戦略を共同で策定・実行し、ホワイトペーパーやデモンストレーションを通じて成果を共有してきました。これらを通じて各国の既存インフラや規制を巧みに統合する必要性を理解しています。私たちは、International Manufacturing-X(IMX)などの取り組みを通じて、技術的な相互運用性を可能にする概念を模索し、概念実証検証のためのIMXバッテリーパスポートデモンストレータなどのプロトタイプを開発しています。これらの取り組みは、国際的に拡張可能なデータ経済の重要な基盤を確立します。データ、AIモデル、人的資源を活用することで、産業用AIを確立し、その経済的成功を推進します。
(4) 11:00-11:15 国内における産業データスペース構築に向けた取り組み
入江 直彦 氏 (RRI WG1共同主査 / 株式会社 日立製作所 社会ビジネスユニット インフラ制御システム事業部 シニアストラテジスト)
Catena-X, Manufacturing-Xなど産業データスペース構築の世界的な流れを受けて、国内においても、ウラノスエコシステムなどの産業データスペース構築および利活用の動きが進みつつあります。本講演では、経団連や関係省庁を含めた国内における産業データスペース構築および社会実装に向けた取り組みについて概説するとともに、国際連携や企業成長の観点での今後の方向性について述べます。
(5) 11:15-12:00 パネルディスカッション
【パネリスト】
Markus Heß 氏 (独 経済・エネルギー省 次長)
猪飼 裕司 氏 (経産省 商務情報政策局 情報経済課 デジタル戦略室長)
Nadine Kanja 氏 (Plattform Industrie 4.0 / Head of Industry Business Unit Automotive & Industry Data Ecosystems, SAP SE)
入江 直彦 氏(RRI WG1共同主査 / 株式会社 日立製作所 社会ビジネスユニット インフラ制御システム事業部 シニアストラテジスト)
【モデレータ】
杉江 周平 氏 (合同会社イノベーション総合研究所)
12:00-13:00 体験型XRデモ
休憩時間に、Plattform Industrie 4.0 の専門家が、XRグラスを用いた「Factory-X」の体験デモを実施します。(powered by PI4.0/LNI4.0)
[Session 2] リーダーズダイアログ: 産業の持続可能性
昨年の報告を踏まえ、世界のソートリーダーを招き、各地域の動向を共有し、産業のデジタル化に関するグローバルなビジョンを整理します。登壇者には、それぞれの「世界観」(将来像と現時点の課題)を提示いただき、データ駆動型社会、人と機械の協業、将来のAIとの関わりを検討します。
(1) 13:00-13:05 オープニング
野中 洋一 氏 (RRI 国際標準化支援 アクショングループ / 株式会社 日立製作所 研究開発グループ 技師長)
(2) 13:05-15:00 パネルディスカッション
【パネリスト】
Thomas Hahn 氏 (Plattform Industrie 4.0 / Fellow, Siemens AG)
Ragu Athinarayanan 氏 (Professor of Smart Manufacturing & Industrial Informatics, Purdue University )
木村 文彦 氏 (RRI 国際標準化支援 アクショングループ 主査 / 東京大学 名誉教授)
【モデレータ】
野中 洋一 氏 (RRI 国際標準化支援 アクショングループ / 株式会社 日立製作所 研究開発グループ 技師長)
製造業は、自然災害の激化や地政学的リスクの高まりなど、ますます厳しい環境に直面しています。さらに、優秀な人材の確保は製造業の事業継続にとって長年の最重要課題であり、生成型AIや自動化設備の業務適用に向けた取り組みは、人材確保のボトルネックとなっています。こうした労働力や地球環境といった課題に対し、日米欧の専門家は1年半にわたり、製造業の持続可能性について議論を重ねてきました。そして今、国際連携によって取り組むべき課題を明確化し、解決策をまとめたディスカッションペーパーを公表しました。本パネルディスカッションでは、日米欧の実践的な課題を中心に、議論された課題と解決策についてパネリストが議論し、解決策を再検証するとともに、製造業の持続可能性に向けた提言を提言します。
これらの議論が、皆様にとって製造業の未来を考える上で、少しでも示唆に富むものとなることを願っています。
15:00-15:20 体験型XRデモ
休憩時間に、Plattform Industrie 4.0 の専門家が、XRグラスを用いた「Factory-X」の体験デモを実施します。(powered by PI4.0/LNI4.0)
[Session 3] 日独専門家フォーラム
2016年に始まったPlattform Industrie 4.0とRRIの連携は、今年で10年になります。標準化と産業セキュリティの専門家対話(累計90回超)を基盤に、製造分野のデータスペースにおける相互運用性と信頼性の向上に取り組んできました。本セッションでは、次の活動に向けた共同ペーパーを更新し、データスペース、AIなど進化するデジタル技術に対応した日独の政策・標準・実装をつなぐ実務的な進め方を議論します。
(1) 15:20-15:40 Collaboration for future growth
中島 一雄 (RRI インダストリアルIoT推進統括)
Nadine Kanja 氏 (Plattform Industrie 4.0 / Head of Industry Business Unit Automotive & Industry Data Ecosystems, SAP SE)
2016年の連携協力開始から10年、PI4.0とRRIは新たな連携の時代に入ります。これまでの成果を振り返るととともに、日独両団体の視点を共有し、今後の連携について構想を語ります。
(2) 15:40-16:05 Advancing semantic interoperability for the future of manufacturing transformation (TBD)
Jens Gayko 氏(Standardization Council Industrie 4.0, Managing Director)
高本 仁志 氏(RRI 国際標準化支援 アクショングループ / 国立研究開発法人産業技術総合研究所 次世代ものづくり実装センター 総括研究主幹)
(3) 16:05-16:30 Industrial Trustworthiness and Security
Wolfgang Klasen 氏(Plattform Industrie 4.0 WG3 / Siemens AG)
益 啓純 氏 (RRI 産業セキュリティアクショングループ / 株式会社アルゴグラフィックス ALMビジネス推進統括部 チーフ・テクニカル・アーキテクト)
(4) 16:30-16:55 Collaboration on Business Model
TBD Germany
TBD Japan
(5) 16:55-17:20 How to maesure user readiness for Manufacturing Data Space?
小田 信二 氏 (RRI 産業データ連携 アクショングループ / 横河電機株式会社 渉外・標準化戦略センター プリンシパルストラテジスト)
Ingo Sawilla 氏 (Trumpf Werkzeugmaschien SE, Coordinator Datagovernance +Datasecurity)
データスペースに関する議論は往々にしてデータスペース側のアーキテクチャに偏りがちですが、一方でそれを活用する企業側にも準備が必要です。デジタルエコシステムの構成要素であるユーザ企業はどのように準備を整えていけば良いのでしょうか。今回はそれを測るモノサシに関する日独の検討について発表します。
17:20-17:25 クロージング
芹沢 哲 (RRI 事務局長)
[ネットワーキング]
17:45-19:45 登壇者、聴講者、招待者との懇談・ネットワーキング (立食・無料)/ 高田馬場センタービル 12階 会議室1/2
■11月6日(木) 高田馬場センタービル 12階 会議室1/2(地図)および オンライン
[本会議] 14:00 – 16:15
(1) 14:00-14:10 RRI 会長 ご挨拶
東原 敏昭 氏(RRI会長・株式会社 日立製作所 会長)
(2) 14:10-14:15 経済産業省 ご挨拶
奥家 敏和 氏 (経済産業省 大臣官房審議官 (商務情報政策局担当))
(3) 14:15-14:45 国際シンポジウム 国際との対話から、およびRRI活動紹介
入江 直彦 氏 (RRI WG1共同主査 / 株式会社 日立製作所 社会ビジネスユニット インフラ制御システム事業部 シニアストラテジスト)
関根 直輝 氏 (アビームコンサルティング株式会社 未来価値創造 戦略ユニット マネージャー)
中島 一雄 (RRI インダストリアルIoT推進統括)
(4) 14:45-15:55(パネル)15:55-16:10(質疑)パネルディスカッション データ駆動型製造業の未来:協調と変革
【パネリスト】
花見 英樹 氏 (独立行政法人 情報処理推進機構(IPA) デジタルアーキテクチャ・デザインセンター(DADC) 副センター長)
眞野 浩 氏 (一般社団法人 データ社会推進協議会 専務理事・事務局長)
村上 弘記 氏 (RRI WG1共同主査 / 株式会社 IHI 技術開発本部 技監)
藤野 直明 氏 (RRI 製造IoT情報マーケティング アクショングループ/ 株式会社 野村総合研究所 産業ITイノベーション事業本部 シニアチーフストラテジスト)
【モデレータ】
水上 潔 氏 (RRI WG1 産業IoT アドバイザ)
(5) 16:10-16:15 クロージング
芹沢 哲 (RRI 事務局長)