【RRI Webinar】製造業の未来を支えるデータ連携の新標準
― Factory‑X/MX-Portによる工場変革の可能性 ―


RRI会員・関係者 各位

環境や安全に関する規制の強化、自然災害や国際紛争の増加、ロボットやAIの普及が進展する中で、製造業において品質とスピードを向上させながらコストダウンをはかり競争力を維持・強化するために、「データ連携」の重要性がこれまで以上に高まっています。市場ニーズの多様化やサプライチェーンの複雑化・不安定化が進む中で、個別最適にとどまらず、組織やシステムを横断してデータを共有・活用することで産業全体の最適化を可能にする「データスペース」という考え方が注目されています。こうしたデータスペースの実現により、分断されていた情報を統合し、より高度な自動化や意思決定や価値創出が可能になります。

この流れを受け、工場内部におけるデータ活用をさらに効率化し進化させる取り組みとして欧州で検討が進んでいるのが「Factory‑X」です(https://factory-x.org/)。Factory‑Xは、産業横断のデータスペースを実現するManufacturing-Xの取組の一環で、OPC UA[1]やAAS[2]などの国際標準に準拠した「MX-Port」と呼ばれる異なるエンティティ間をつなぐための仕組みを介して、設備やシステム、人に関するデータを工場内で横断的につなぎ、リアルタイムでの可視化や最適化、迅速な意思決定の実現を目指すプロジェクトです。データスペースの考え方を工場レベルにまで拡張することで、製造現場の変革と新たな価値創出を支える存在として期待されています。

このほど、そのFactory-Xの開発工程(ドイツ政府が支援する約3年に及ぶ公共事業)が完了し、その成果が公開されることになりました。本Webinarでは、ドイツでFactory-Xプロジェクトに携わった関係者から直接Factory-X/MX-Portの仕様やユースケース、今後の展開などについて話を聞くとともに、MX-Portで使われるOPC UAの活用事例などを日本OPC協議会から解説いただき、データスペースにより製造業がどのように変わるのか、データスペース活用に向けて日本の製造業が取り組むべき課題は何か、といった論点を整理します。

ぜひご参加ください。

[1] Open Platform Communications Unified Architecture 産業用システム間の相互接続と情報交換を実現するために設計されたオープンプラットフォーム型の産業通信規格

[2] Asset Administration Shell フィジカル(実世界)に存在するさまざまなアセット(設備や機器、人、システムなど)を相互に接続するための情報モデル

日時

2026年7月16日(木)16:00~18:00(JST)

開催概要

形式     : オンライン(Webex)開催

対象     : 製造業(生産技術・DX)/ 工場自動化 / SI関係者 / 産業データ基盤関係者 / 産業政策 / 研究機関 / 標準化関係

プログラム

1. データスペースの概要説明(15分/日本語)

講演者
  RRI WG1 AG4 TF4メンバー

 

 ・Factory-Xの説明に先立ち、基となる「データスペース」という考え方についてご説明いたします。

 

2.OPC-UAの紹介(20分/日本語)

講演者

  若井 大資氏 (日本OPC協議会 マーケティング部会長 / 富士電機株式会社)

  大谷 敏幸氏 (日本OPC協議会 幹事会員 / 三菱電機株式会社)

 

 ・Factory-Xで使われるOPC UAについて、その特長と活用事例、データスペースにおける位置づけ、日本企業の課題などを説明いただきます。

 

3.Factory-Xの紹介および質疑応答(40分/英語)

講演者

  Prof. Dr. Ulrich Löwen (Business Owner Use Cases Factory-X / Siemens AG)

 

 ・Manufacturing-Xのコンセプト、Factory-Xプロジェクトの概要、MX-Portの仕様やユースケース、今後の展開などを説明いただきます。

 

4. パネルディスカッション(30分/日本語)

参加登録者から事前にいただくご質問を参考にしながら、RRI WG1 AG4 TF4のメンバーと参加者の皆様で、日本企業が取るべきアクションや今後の課題などについてフリーディスカッションします。日本OPC協議会の方にもご参加いただく予定です。

お申込み

オンライン参加 
申込フォーム  :【RRI Webinar オンライン参加申込】 製造業の未来を支えるデータ連携の新標準 ―Factory‑X/MX-Portによる工場変革の可能性― – フォーム​に記入する

申込締切    : 2026年7月14日(火)
参加用リンク  : ご入力いただいたメールアドレス宛に、折り返しご参加URL(Webex)をメールにてお送りします。

 

質問受付
ご質問を事前にお寄せいただけますと幸いです。
質疑応答にて可能な限りご回答いたしますが、時間の都合上、すべてのご質問にお答えできない場合もございます。

 

本Webinarに関するお問い合わせは、下記までご連絡ください。

RRI事務局 / Email : office@jmfrri.gr.jp