国際標準化支援AG(AG1)サーキュラーエコノミー検討TF(TF4)は、2025年度の活動成果をまとめた「サーキュラーエコノミー検討TF活動報告2025」を公開しました。
本TFは、製造業におけるサーキュラーエコノミー(CE)の実現に向け、標準化に繋がる課題の特定を目的として活動しています。2024年度版では国内外のCEに関する取り組みの俯瞰的なマッピングやモーター・工作機械を題材とした製品ライフサイクル分析を通じて論点を幅広く洗い出しましたが、2025年度版ではその論点をさらに掘り下げ、素材製造・製品製造・ユーザー使用/回収・解体という各プロセスにおける課題を構造的に整理するとともに、Bosch、Scania、日立建機、デンソーなど価値保持型循環に取り組む企業の具体事例やLCA評価データ、ISO/TC323やESPR(EUエコデザイン規則)といった国際的な標準化・規制動向を紹介し、それらを踏まえて製品設計、リサイクル材・回収プロセス、解体プロセス、情報流通基盤、環境影響評価という5つの観点から今後必要となる標準化課題を具体的に提示しています。
サーキュラーエコノミーへの対応は、環境対応にとどまらず、企業競争力の強化や持続可能なものづくりにもつながる重要なテーマです。本報告書が、製造業に携わる企業・業界団体・標準化関係者の皆様の取り組みの一助となれば幸いです。
【IoTによる製造ビジネス変革WG(WG1)/2026年7月発行】
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