製造業に携わる企業・団体の皆様。
拝啓 時下ますます御清栄のこととお慶び申し上げます。
デジタル化の波は製造業を含むあらゆる業種に押し寄せています。その力は単なる効率化だけではなく、産業構造や社会を変える潜在力を持っています。我々はこの力を使って環境問題など多様な社会課題に立ち向かっていく必要があります。これらはもはや個社で対応できる範囲ではなく、産業界での協調の取り組みが必要となります。
製造業においてもこの先10年、30年先の在り方に向けた取り組みが始まっています。スマートマニュファクチャリング システム委員会(*1)では、「他者とのつながり」で価値創出を行うビジネス事例を共有し、製造業における変革とスマートマニュファクチャリングの可能性を探る旅に出ようとしています。皆さんのご参加をお待ちしています。
日時・形式・費用・申し込み方法
日時: 2025年 12月24日(火) 15:00 – 17:00
形式: オンライン
費用: 無料(事前登録制)
申込方法:こちらよりお申込みください。
プログラム
(1) 15:00 – 15:10 スマートマニュファクチャリングについて
北山 健志(工業会委員会委員長)
(2) 15:10 – 15:50 特別講演
「OSSを安心・安全に活用するための組織戦略 〜東芝OSPOの挑戦〜」
株式会社 東芝 デジタルイノベーション技術センター OSS推進部 シニアマネージャー
(一社)日本データベース学会 理事
金松 基孝氏
[講演概要]
製造業の価値提供がモノ中心からサービス中心へと移行する中で、製品におけるソフトウェアの重要性が高まっています。オープンソースは、企業の競争力強化と技術革新の両面で重要性を増しており、ライセンスコンプライアンス、SBOM、セキュリティ対応など、技術的課題への組織的な対応が求められています。東芝では、OSSを効果的かつ安心・安全に活用し、適切に管理し、さらにコミュニティへ貢献するための戦略的な組織として、Open Source Program Office(OSPO)を設立しました。本講演では、OSPO設立の背景、製造業における活用事例、そして今後の展望と課題についてご紹介します。
(3) 15:50 – 16:50 Q&A、意見交換
金松氏、北山工業会委員長
モデレーター:中島 一雄(工業会委員会事務局)
他者との意見交換の風土醸成を目的に積極的な参画をお願いいたします。
(4) 16:50 – 17:00 アンケートのお願い
野辺工業会副委員長
対象
製造業に携わる企業・団体の皆様(一般公開)
主催
IEC/スマートマニュファクチャリング システム委員会 国内工業会委員会
後援(五十音順、依頼予定)
問合せ先
ロボット革命・産業IoTイニシアティブ協議会 事務局
E-Mail:office@jmfrri.gr.jp
*1 スマートマニュファクチャリング システム委員会(通称 IEC/SyC SM 国内委員会)は国際電気標準化委員会に参画する国内審議団体です。スマート製造分野の国際標準化を牽引していくため、スマート製造に関連する国際の標準化議論へ対応する国内審議団体の運営及び、国際標準の普及・促進を図ります。詳細は以下を参照ください。
https://www.jmfrri.gr.jp/1333/
【個人情報の取り扱いについて】
ロボット革命・産業IoTイニシアティブ協議会 プライバシーポリシー
https://www.jmfrri.gr.jp/wp-content/uploads/privacypolicy.pdf