ロボティクス・メカトロニクス講演会2024チュートリアル
リスクを可視化してPoC死を防ぐ
~SafeMLを用いたサービスロボットのリスクアセスメント~
ロボティクス・メカトロニクス講演会2024@宇都宮において、RRI主催のチュートリアル(安全関連)を実施いたします。
https://robomech.org/2024/workshop-tutorial/#Risk_kashika
記
1.開催日時: 2024年5月29日(水) 13:00-16:00(12:30開場)
2.場所:ロボティクス・メカトロニクス講演会2024
3.概要:
PoC死という言葉をご存知でしょうか?
PoC=概念実証ですが、例えば実証実験はしたが結局お蔵入りになってしまうようなプロジェクトの事を「PoC死」と言います。
原因として経済的理由から工学的なものまで色々なことが言われていますが、複雑なシステムを多様なステークホルダで合意形成する難しさが共通的に存在しています。安全に対しての誤解が原因となる事もあり、設計者は複雑なシステムの複雑な利用形態の対応のみならず、それらを多様なステークホルダに説明するという重責も担います。
このような複雑な問題への解決策の1つとしてMBSE: Model-Based Systems Engineeringが注目されています。このMBSEを実現するモデリング言語の1つSysMLを拡張したSafeMLを使い、PoC死に繋げない安全設計(リスクアセスメント)を行う方法を説明します。SafeMLを使う事で、多様なステークホルダが自分の責務を知った上で議論ができるため、合意形成に繋がりやすくPoC死を防ぐことができます。
4.講師:ソフトウエアアーキテクチャ調査検討委員会・安全SA小WGリーダ・三好崇生(サイバネットMBSE株式会社)
5.参加費:無料
6.プログラム:
-SafeML概略説明(産総研中坊氏)
-安全設計・概論
-SafeML利用方法の説明と実践
-実践内容のレビュー(相互議論)
[準備物]リアル、オンラインともパワーポイントが利用可能なPC
オンラインの方はWeb会議環境(通話可能な環境)
[定員]会場先着20名/オンライン併用
7.申し込み:
https://forms.office.com/r/ipZbtMf7Si
問合せ先:
ロボット革命・産業IoTイニシアティブ協議会事務局
E-Mail:office@jmfrri.gr.jp
以上