■第21回中小AG会合 [2022/5/25(水)]

●議題:
(1)開会挨拶 松島 桂樹 氏   <ビデオ>
(2)これからの中小AGについて<意見交換>   <ビデオ>
(3)錦正工業のDX・IoT事例 
   錦正工業株式会社 代表取締役 永森 久之 氏
  <ビデオ>

 

出席者:
松島主査、永森様、浜野様、林様、佐藤様、田鹿様、黒田様、松下様、澤田様、兼子様、橋向様、大久保様、橋向様、志村様、関様、柏原様、
大川様、長戸様、水上様、丸山様、熊谷様、斎藤様、中島、益子

 

●錦正工業のDX・IoT事例:

・鋳造技術の見える化をする。そして、いろんな装置の自動化する。そのために、経営者自らが調べ、取り組むことから始め、その過程で、勉強会など
 積極的に外に出ていくことで、モノづくりのわかる技術者と出会い、取組みが加速して、考えていたことができるようになった。
・感じたことは、DXは職場の環境作りが大事。最初は、経営者の思いだが、それだけでは限界が来る。仲間つくりが大事で、それが本当の経営者の姿。

 

<意見交換>
 ・技術者に、指示を出すよりも、本人がやりたいことをやってもらう。また、興味を持ってもらうように誘導することもある。
  その結果、経営者目線で見る人が増え、話す言葉が変わった。
 ・以前、経営者自身ががむしゃらにやっていたときは、技術者と、思いにギャップがあった。
 ・展示会や、外で得た情報を技術者と共有している。
 ・当初、社内に技術者の素養のある人がいることに気が付いていなかった。
  やりたいことをやらせると、自らスキルアップしてきた。どんな会社にもチャンスはあると思う。
 ・RRIなど、いろんな場に積極的に出ていくことが大事。その縁がつながっていく。

 

  <キーポイント>
  ・勘と経験と度胸の職人さんに、真の技術者になって欲しい!(暗黙知を論理的裏付けのある技術へ)
  ・経営者自らIT化へ取組み(メーカ見積の金額は厳しい)
  ・技術者が思い切り挑戦できる環境作り、思いを共有する仲間作り
  ・色々な場に積極的に出ていくことで、人と情報が繋がる

以上