情報ロボット関連事業

【ロボット実証】ロボットによる川底・護岸調査システムの実証試験(H29.1.12~13)

概要

以下のとおり、ロボット実証試験を実施しました。

 車両にロボットを積載して河原まで進入し、そこでロボットを下ろしたのち水際までは人力により運搬しました。
 初日は水中音響測深機による川底の地形計測、水中音響カメラによるテトラポットの配置状況の撮影、及び地上デジタルカメラによる橋脚の劣化、損耗状況の撮影を行いました。(結果の確認はデータ処理後に行います。)
 二日目は専門家の立会のもと、推進機構及び操舵機構の試験を行い、目視で確認できるところはほぼ満足のいく結果が得られました。

詳細

【実証試験の概要】

〇実証試験実施者
  株式会社アーク・ジオ・サポート(本社:東京都渋谷区本町)

〇ロボットの概要
  アークロボ自律航行とラジコン航行が可能な小型ボート型の河川点検ロボットで、測量船では進入が不可能な
 狭隘水域や水深50センチメートルまでの水域を探査することができます。
  探査時は3~4ノットで航行し、音響探測機、水中音響カメラ,およびステレオ写真測量機器により河道の状態を
 効率的に探査することができます。
  河床地形の浸食状況などの現状調査や、護岸など河川構造物の劣化損耗等の点検での使用を想定しています。


【実施の詳細】
〇日時
  平成29年1月12日(木曜日)~13日(金曜日)

〇場所
  鬼怒川(常総市小山戸町地先~豊岡地先)

〇内容
  速力、旋回能力、後進航行の試験、水深の測定、水中・水上部の河川構造物の画像撮影を行いました。
  (後日、データ解析の結果をもとに河床・護岸等の状況を分析、考察を行います。)

主催団体

茨城県

お問い合わせ先

部署 企画部科学技術振興課研究開発推進グループ
役職
担当者名
電話番号 029-301-2532
メールアドレス

最終更新日:2017年6月19日
情報提供者:事務局