情報ロボット関連組織・団体・企業

一般財団法人 FA財団

概要

 本財団は、FA(ファクトリー・オートメーション)および産業用ロボット技術に関する研究業績の表彰等を行うことにより、工作機械および産業機械に関する自動化技術の向上を図り、もって我が国の産業および経済の健全な発展に寄与することを目的として、平成元年(1989)3月に設立されました。
 当初は「財団法人 高度自動化技術振興財団」の名称でしたが、平成11年(1999)11月「財団法人 ファナックFAロボット財団」、平成24年(2012)4月「財団法人 FA財団」に改称され、平成26年(2014)4月に「一般財団法人」に移行いたしました。

詳細

 FA(ファクトリー・オートメーション)および産業用ロボットに関する技術の高度化への貢献を目的として、「FA」、「産業用ロボット」、ならびに「これらに関連する技術」の研究論文の著者に「論文賞」を贈呈します。(公社)精密工学会、(一社)日本機械学会、(公社)計測自動制御学会、(一社)日本ロボット学会、(一社)電気学会、(公社)砥粒加工学会、(一社)プラスチック成形加工学会の論文集に最近掲載された論文から推薦された候補論文を本財団の審査委員会で審査し、独創性に優れ、かつ工業的価値が高いと認められる論文を表彰するものです。平成27年度は7件の論文を表彰しました。
 組織は理事会、評議員会、審査委員会、事務局からなり、人員は理事長、理事3名、監事2名、評議員7名、事務局員2名で構成されています。
 そのほか、以下の事業を行っています。
1、論文賞:FAおよび産業用ロボット技術に関する研究業績の表彰
 ・目的
   「FA」および「産業用ロボット」、ならびに「これらに関する技術」に関する研究開発の奨励およびその進展、人材の育成を促進することを目的とします。
 ・対象者
   その内容が独創性に優れ、かつ工業的価値が高いと認められる論文の著者で、大学、公的研究機関、および企業の研究者または技術者を対象とします。(学会およびその他の表彰制度により既に表彰を受けた論文も対象となります。)
 ・審査
   本財団より、精密工学会、日本機械学会、日本ロボット学会、計測自動制御学会、電気学会、および平成27年度から追加された砥粒加工学会、プラスチック成形学会に、「FA」および「産業用ロボット」、ならびに「これらに関する技術」に関する優れた論文の推薦を依頼し、各学会より推薦された論文を本財団の審査委員会で審査し、選定します。(従って、表彰候補論文は、これらの学会の論文集に掲載された論文となり、公募はいたしません。)

2、1項に掲げるもののほか、本財団の目的を達成するための事業
 本財団設立時から平成13年度まで、FAおよび産業用ロボットに関する研究開発、海外で開催される国際会議へ出席するための渡航費、日本で開催される国際会議の開催費用について助成を行いました。
 ・事業実績
   研究開発助成         165件
   国際会議渡航費支援    184件
   国際会議開催費支援     41件

WebサイトURL

所在地

住所 〒105-0001 東京都 港区 虎ノ門1-16-4 アーバン虎ノ門ビル

最終更新日:2017年2月8日
情報提供者:事務局