ロボット・エレベーター連携インタフェイス定義 RRI B0001 :2021 (Draft Rev.2.0)の抜粋版を公開しますの公開を終了しました。
※ロボットフレンドリー施設推進機構(RFA)の設立しました。また、本規格も正規版発行へと移行しました。
本規格の正規版入手手続きの詳細は、RFAのHP(https://robot-friendly.org/)にて案内しておりますので、ご参照願います。
規格名称 : ロボット・エレベーター連携インタフェイス定義
RRI B0001 :2021 (DraftRev.2.0)
1.規格制定の背景
2019年7月、経済産業省は『ロボットによる社会変革推進計画』により、産学が連携して人材育成やロボット技術の高度化を目指す方針を示しました*1。また、ロボット実装モデル構築推進タスクフォースでは『ロボットフレンドリー』な環境の構築について検討されました*2。
ロボット実装モデル構築推進タスクフォースの検討では、サービスロボットの普及が進まない理由の一つは、ロボットの導入・運用コストが高く、経済価値を十分に出せないことにある。ロボットの普及が進まないために、ロボットに係る技術の進歩が遅く、出荷台数が出ず、ロボット自体の価格、運用コストが下がらない、という負のスパイラルに陥っている、と考察しました。
これを受け、2020年に、ロボット実装モデル構築推進タスクフォースはロボット革命・産業IoTイニシアティブ協議会 ロボット利活用推進ワーキング内の組織になり、施設管理テクニカルコミッティ、小売りテクニカルコミッティ、食品テクニカルコミッティの3つのテクニカルコミッティで構成しました*3。
ロボット実装モデル構築推進タスクフォースの目的はサービスロボットの普及です。施設管理テクニカルコミッティは施設管理領域(オフィスビル、商業ビル、ホテル、駅、病院等)での課題をサービスロボット(運搬ロボット、警備ロボット、清掃ロボット等)で解決することを目的とします。そのためにまず、エレベーターへの人・ロボットの安全な同乗の実現に対し、新規エレベーターのみならず、既設エレベーターにもレトロフィットできる、必要最小限な機能を抽出し、シンプルかつ安価なシステムで実現することを目指します。
施設管理テクニカルコミッティが定めた本規格は、安価で安全なロボット・エレベーター連携システムの速やかな構築のための、ロボット・エレベーター連携インタフェイスを定義する、インタフェイス規格です。
施設管理テクニカルコミッティ参加企業は、ロボット・エレベーター連携システムに本規格を採用し、業界全体での採用を促し、2022年6月にフォーラム標準になる事を目指します。
2.公開内容
1.ロボット・エレベーター連携インタフェイス定義 RRI B0001 :2021 (DraftRev.2.0)の抜粋版を公開します。
下記よりダウンロード願います。
『ロボット・エレベーター連携インタフェイス定義 RRI B0001 :2021 (DraftRev.2.0)の抜粋版』(pdf)
2.規格全文を入手希望の場合は、RRI事務局に申請書と機密保持誓約書を提出願います。
・使用目的:
規格に基づくロボット─エレベータ連携を実験・実証すること。またそのための事前検討に使用すること
・申請と取扱い:
申請書と機密保持誓約書を提出下さい。
機密保持契約書については、ご署名・ご捺印をお願いします。
規格書の他社への開示は認めてはおりません。
申請書に記載されている関連企業・開発委託先企業もRRIに申請書と機密保持誓約書を提出が必要です。
・その他の条件:
規格を活用・検討した結果は、規格の改善点などに関して、可能な限りRRIにフィードバックすること。
・申請書と機密保持誓約書:
下記よりダウンロード願います。
『申請書』(word)
『機密保持誓約書』(word) ※第5条(有効期限)を令和4年10月30日に延長しました
上記書類を(word)と(pdf)に変換の上ご提出をお願いします。
申請先:
RRI事務局(office@jmfrri.gr.jp)
3.関連サイト
*2 「ロボット実装モデル構築推進タスクフォース」の立ち上げ
4.お問い合わせ先
ロボット革命・産業IoTイニシアティブ協議会 事務局
E-mail:office@jmfrri.gr.jp
TEL:03-3434-6571 FAX:03-3434-2980
以上