関東経済産業局「ロボットSIerの現状に関する調査結果」の公表について
今般、経済産業省 関東経済産業局にて「ロボットシステムインテグレータ(ロボットSIer)に関する調査結果」が取り纏められ、以下の通り、広報依頼がございましたので、お知らせします。
「ロボットシステムインテグレータ(ロボットSIer)の現状に関する調査結果を取りまとめました」
今般、ロボットの利活用において不可欠なソリューションを提供するロボットシステムインテグレータ(ロボットSIer)の現状について調査を行いましたので、その集計結果を公表いたします。
調査対象・方法
・アンケート調査
全国374社のロボットシステムインテグレータ(ロボットSIer) (回収144社/回収率38.5%)
・インタビュー調査
アンケート回答企業のうち、10社
結果のポイント
・自動化・ロボット化への要請の高まりを背景に、ロボットSIer業界全体のビジネスは活況で、大手・中小問わず引き合い・売上ともに増加傾向とする企業が多い。しかしながら、仕事量の増加がそのまま利益率の増加に直結していない状況となっている。
・ロボットシステムエンジニアの人材確保状況については、ほとんどの企業が「不足している」という回答であった。そのため半数以上の企業は引き合いがあっても受けられないなど、ビジネス機会を逸失している状況にある。また、今後のロボットシステムエンジニアの採用方針については、7割以上の企業が「採用数を増やしていく」「現状と同程度の人数を採用していく」と回答している。
・ロボットエンジニアのスキル基準を設けている企業は、2割程度と少数派である。待遇を決定する明確な基準がないという企業も5割近くある。しかしながら、何らかの基準をつくりたいと考えている企業は半数以上にのぼる。
・ロボットSIer業界の課題として挙げられたものとして、順に「業界の認知向上」「国家資格化など、スキルや実績の可視化」「ユーザー教育の強化」となっている。
詳細は資料を御確認下さい。
関東経済産業局の本調査結果掲載頁へのリンク
ロボットシステムインテグレータ(ロボットSIer)の現状に関する調査結果を取りまとめました
調査内容に関するお問合せ先
経済産業省 関東経済産業局 地域経済部 情報政策課長 濱田
担当:幸物(こうぶつ)、小泉
電話:048-600-0283
以上