ロボット革命・産業IoT国際シンポジウム 開催履歴

9. ロボット革命・産業IoT国際シンポジウム 2023 ~「データ連携された世界」における競争戦略~

開催日:2023年10月11日、25日

 米中の対立やロシアのウクライナ侵攻といった国際情勢の変化が、我が国の製造業に影響を与えています。特に、調達先の見直しや生産拠点の再構築など、サプライチェーンの強靱化が重要な課題となっています。同時に、気候変動や人権問題にも目を向け、企業や国を超えたサプライチェーン全体での協力が求められています。デジタル技術の進化により、製造業では大きな変革が進行しています。ドイツのIndustrie 4.0では、自律性、相互運用性、持続可能性を基本に据えて産業の変革を推進しており、データスペース連携の取り組みも実際の段階に入り、グローバルな枠組みの議論が進展しています。同様に、米国ではイノベーションを重視したAdvanced Manufacturingの取り組みが進展しています。こうしたデジタル経済の拡大を目の当たりにし、これらの変化をどう受け止め、どのように適応していくかが、私たちの至急の課題となっています。この状況をうけ、私たちの強みを生かし世界をリードしていくための課題を共有し、今後の展望について議論しました。

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8. ロボット革命・産業IoT国際シンポジウム 2022 ~全ての産業の基盤としての製造業~

開催日:2022年10月11日~13日、27日

 世界の人口は80億人に達しようとしています。その中で十分なQOL(Quality of Life)を享受しているのは20億人もいないと言われています。圧倒的にインフラやもの(サービス)が足りない状況です。昨今の不安定な社会情勢は更にそれを深刻化しています。一方、従来の産業アプローチでそれに対応するのは地球環境や格差解消と相いれないことを我々は知っています。製造業においても新たなアプローチが必要です。今年のシンポジウムではRRIのこの1年間の課題意識・検討も紹介しながら、①デジタル時代のものづくりの変遷を実践例から学ぶ、②米・欧における主要なトレンドと、一日目の議論も踏まえ、社会インフラとしてのデジタル時代のものづくりの原則を見出す、③日独連携協力の報告、④総括としての「日本の道」パネルディスカッション を実施しました。社会課題の解決には様々な業種の努力が必要ですが、製造業はその一端を支えるという想いを込めて 『全ての産業の基盤としての製造業』 と副題をつけています。

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7. ロボット革命・産業IoT国際シンポジウム 2021 ~全ての産業の基盤としての製造業~

開催日:2021年10月4日、13日~15日、28日

 コロナが世界にもたらしたインパクトはいまだ継続しています。モノだけでなくヒトの動きが大きな制約を受け、サプライチェーンなどでは国レベルでの変化が起きつつあります。今見えていない新たなインパクトが起きてくるかもしれません。一方、国際社会では環境負荷低減に向けた意識が高まっています。これらはものづくりにも密接に絡んだ変化です。こうした中、世界のキーマンたちはどのように現状を捉え、今後に向けた策を考えているのでしょうか。今回のシンポジウムでは①昨年の継続テーマとしてのパラダイムシフトを捉える、②企業の経営層から現場までのものづくりエンジニアリング人材開発、③データ連携とデータ品質、④日独連携協力の報告、⑤総括としての「日本の道」パネル を実施しました。先述の社会課題には様々な業種の努力が必要ですが、それを支えているのは製造業であり、その想いを込めて『全ての産業の基盤としての製造業』と副題をつけています。

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6. ロボット革命・産業IoT国際シンポジウム 2020 ~グローバルトップが語る 「製造ビジネスとパラダイムシフト」 ~

開催日:2020年10月12日~14日、27日

 コロナ危機は、デジタル化を始め、ものづくりの在り方、グローバル化など多くの課題を私たちに問いかけました。IoT化が進めば、ものづくりは、本質的価値をデータや情報を介して効率的に進める時代がいずれきます。その構造はMaaSに代表されるように従来とは大きく違います。一言で言えばパラダイムシフトなのですが、この潮流は情報通信産業から電機、さらには機械分野に及びます。どう捉え対処すべきかなのか、日・米・独の研究分野のリーダーによる講演・ディスカッションを行います。また、課題解決の上で有効なシステム・アプローチに関し、産業IoTに関連する海外における実践の紹介や日独連携協力についてもご紹介いたします。

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5. ロボット革命・産業IoT国際シンポジウム 2019 ~グローバルトップが語る ― 産業IoTの将来ビジョンへの道筋~

開催日:2019年12月19日

 AIをはじめ様々な技術により変化が加速する時代となっています。これら技術の進化は人との関係性にも大きく影響を及ぼしていきます。この将来像について日・米・独の研究分野のリーダーによる講演・ディスカッションを行います。また、課題解決の上で有効なシステム・アプローチに関し、産業IoTに関連する海外における実践の紹介や日独連携協力についてもご紹介いたします。

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4. ロボット革命・産業IoT国際シンポジウム 2018 ~世界と繋がる産業IoT将来像と国際標準~

開催日:2018年10月19日 

 世界中の機械や人を繋げてビジネスアイデアを迅速に実現することにより持続的な成長を図る将来像: "プラットフォーム・エコノミー"。その提唱者であるHenning Kagermann氏の基調講演を中核に、海外有識者やRRI代表者らが、製造業の未来とそれを実現する国際標準化(含: 産業セキュリティ)について、会場からご質問を募りながらディスカッションを致します。

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3. 第3回 RRI国際シンポジウム 

開催日:2017年11月30日

 第1部は「Connected Industries国際シンポジウム」と題し、世界がこの時代のフロンティアを追いかける中、日本「Connected Industries」に加え、世界経済フォーラム「第四次産業革命」、ドイツ「Industries 4.0」、中国「中国製造2025」、米国「Industrial Internet Consortium」から、それぞれの実現に向けて活躍するトップランナーを招き、講演いただきます。

第2部は「RRIインダストリアルIoT国際シンポジウム~Connected Industries~」と題し、RRIの活動を主軸に、連携する関係各国の有識者と共に、製造業の未来と、それを実現する国際標準化、及び産業セキュリティについて、講演、及びディスカッションを致します。

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2. ロボット革命国際フォーラム 2016

開催日:2016年10月19日 

 IoT、インダストリー4.0をテーマに、国内外より関係者を招聘して最新動向を紹介いただきます。また、産業のデジタル化推進における各国の展望、課題などをパネルディスカッションにより探ります。

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1. ロボット革命国際シンポジウム~ロボット革命の実現に向けて~

開催日:2016年2月15日 

 IoTによる製造ビジネスの変革、ロボットを非製造業を含む広い範囲に適用するための仕組みや技術イノベーション、の各領域において、ワーキング・グループによる活動が立ち上がり、官民一体、オールジャパンの体制により政策提言、社会提言を作り上げる作業が始まっております。これらの活動を進めるにあたっては、国際社会における日本の産業競争力確保に向け、諸外国との交流、意見交換、協業などが極めて重要となります。その一環として、欧米および国内のIoT、IT活用によるものづくりやロボット活用の考え方や先進事例を共有し、またこれらの活動に関する意見交換を行います。

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