RRI/「インド太平洋地域SC強靱化事業有識者会議報告書」のリリース
COVID19 によるパンデミックは世界を大きく変えました。従来のサプライチェーンは、ジャストインタイムのもと調達・生産・出荷されるのが当たりでした。しかし、突如として部材も部品も届かないという事態がそこかしこで生じ、その全貌は即座には把握できず、自動車の納車は大幅に遅れ、生産計画も大ダメージを受けました。また、パンデミックの一方で、昨今の自然災害の激化やウクライナ危機などによる影響が重なり、サプライチェーンは依然として正常化したとは言えない状況にあります。こうした事態を受け、世界はサプライチェーン強靭化の重大性に気づいたといえます。日本の産業界にとって、生命線ともいうべきアジアとのデジタル経済圏の構築を進め、サプライチェーンの強靭化を図ることは喫緊の課題となっています。
本報告書は、対アジアデータ連携に向けた戦略の方向感を得ることを目的として、欧州の「サプライチェーン強靭化イニシアティブ」をベンチマークとし、日本にとってのデータ連携先としての「ASEAN の事例」についての議論を取りまとめたものとなります。
※ダウンロードを希望される方は、上記ダウンロードページにて情報をご登録下さい。
ご登録いただいた情報を元に、イベントのご案内やアンケートのお願いをお送りする予定です。
なお、本報告書は、欧州とASEAN 双方の調査結果を基に、有識者会議において議論された検討結果と各委員から発表された見解を取りまとめ、整理したものです。
本報告書内で参照されているRRI発行の文書については下記より参照いただけます。
- インド太平洋地域SC強靱化事業有識者会議報告書(本文書)
- 資料A:Catena-X セミナ報告書
- 資料B:欧州のデータスペースにおけるサプライチェーン強靭化に関するユースケース 調査報告書
- 資料C:Catena-X とGAIA-X の公募プロジェクトに関する調査報告書(RRI会員限定)
- 資料D:アセアン地域サプライチェーン強靭化先進事例調査報告書(シンガポール、インドネシア、タイ)
以上