IoTによる製造ビジネス変革WG 運営方針
本運営方針は「ロボット革命・産業 IoT イニシアティブ協議会規約」に基づき規定する。
1.活動目的
(1)IoT活用による製造業の変革をめぐる状況についての情報共有
注:WGの会員間の情報の共有は、WGの開催及び電子媒体等の双方を通じて行う。
(2)IoTによる製造業の変革への対処方針の作成
2.WGの活動事項
(1)IoTによる新たな製造ビジネスのモデルケース調査(海外・国内事例の収集)
(2)標準化活動のベースとなるビジネスモデルの検討及び参考情報の供与
(3)IoT活用メリットの調査
(4)独米等の国際的な機関との協議を行うに当たっての対処方針策定
3.入会及び退会
(1)WG の会員になろうとする者は、入会申込書を RRI 事務局長に提出し、事務局長の 承認を得て会員になる。
(2)WG の会員は、会員の意志により任意に退会することができる。ただし、退会に 際しては、事務局に届けなければならない。
4.年会費
WG会員は、年会費を納入しなければならない。
(1)年会費は、基本経費に充てるものとして10万円とする。
(2)年会費は、WGの活動に使用され、他の活動に充ててはならない。剰余金が発生した場合には、次年度へ繰り越す。
(3)大学・研究機関、政府関係省庁、企業引退者の参加者の年会費は、無料とする。
(4)年会費は、事業年度の途中で入会した場合にも一律とし、途中で退会した場合にも返却しない。
(5)基本経費以外に別途費用が発生する場合は、別途協議する。
5.WGの構成
WG1 の構成を以下に示す。詳細は巻末を参照。
(1)全体会合
(2)幹事会
(3)産業 IoT ロードマップ委員会
(4)アクショングループ(AG)
(5)SIG(Special Interest Group)
(6)サブ幹事会
6.WGの構成員
(1)企業会員、団体会員にあっては、1名を登録メンバーとして登録する。
(2)上記に加え、代理メンバーを 1 名加えることができる。
(3)上記(1)(2)に加え、以下を WG 構成員とする。
①WG1 会員のうち、 以下の分野に属する企業・個人であって WG のメンバーとして幹事会で承認された者
・実践企業
・制御機器、ネットワーク企業
・ロボット、工作機械企業
・ソフトウエアベンダ系企業
・データセンタ、ハードウエア系企業
・IT 系、制御系システムインテグレータ企業
・上記企業に関する事業者団体
・シンクタンク、コンサルティング企業
・大学・研究機関の有識者
・企業を引退したが WG の活動に貢献する知見・意思を持つ有識者
(以下、企業引退者と表記する。起業や再就職した場合は引退には当たらず、所属企業・団体として参画いただく)
②政府関係省庁
③RRI 事務局
7.WG1主査
(1)WG1には2名の共同主査をおく。共同主査は、討議の進行および取り纏めを行う。
(2)共同主査は、WGの活動について、RRI総会、運営幹事会等の求めに応じて報告等を行うものとする。
8.幹事会及び幹事
(1)幹事会は幹事および産業 IoT ロードマップ委員会主査、AG 主査により構成される。
(2)幹事は、WG1 主査、経済産業省、WG1 事務局とする。
(3)幹事は、WG の活動に必要な事項の決定を行うための案を策定・審議し、WG に諮る。
9.事務局
WGの事務局は、RRI事務局がこの任務に就く。
10.情報等の帰属
(1)WGの活動成果として得られた成果物は、基本的にWGに帰属する。
(2)WG会員がWGで得られた情報は、公開情報を除いて原則としてWG会員限りとする。
(3)事業者団体等が、当該団体の会員に対して本WGに係る活動について報告等を行う際の情報の取り扱いについては、RRI事務局と協議し、
了解を得て行うものとする。
11.議事録
WGの各回の議事録は、事務局が案を策定し、主査と発表者(情報提供者)の了解を得て正式な議事録とする。WGの構成員以外には、非公開とする。
12.会費の使用と管理
(1)年会費の使用はWG事務局が承認して実行し、主査がこれを後日承認するものとする。
ただし、1件50万円を超えるものについては主査の承認を事前に受けるものとする。
(2)年会費の管理はWG事務局が行い、RRIが委託する会計士がこれを月次監査する。
(3)年会費の対象期間は7月から翌年の6月までとする。
補足:WG1構成
(1) 全体会合
役割 |
WG1会員全体での情報共有および予算・決算、運営計画など重要事項の審議を行う。 |
参加者 |
WG1会員 |
意思決定 |
審議および議決には、登録メンバーもしくは登録メンバーが指名する代理者が参加することができる。議決権は、登録会員ごとに1票とする。 |
(2) 幹事会
役割 |
WG1の各タスクを把握するとともに、方針の検討を行う。 |
参加者 |
WG1幹事および産業IoTロードマップ委員会主査、AG主査 |
意思決定 |
幹事会参加者の合議とする。 |
(3) 産業 IoT ロードマップ委員会
役割 |
日本の製造業の将来像およびそれを実現するための施策、RRIとして取り組むべき施策(ロードマップ)の導出を行う。このロードマップは幹事会へのインプットとなる。情報を収集・検討するため、必要に応じてTFを設置する場合がある。 |
参加者 |
WG1会員の有志により構成される。専門性の観点で必要に応じWG1会員以外を招聘することもある。 |
意思決定 |
委員会にて定める。 |
(4) アクショングループ(AG)
役割 |
WG1が特定した重要領域における施策を検討する。情報を収集・検討するため、必要に応じてTFを設置する場合がある。 |
設置基準 |
幹事会が全体会合へ設置提案(趣旨、ゴール、AG主査など)を行い、審議の上、設置する。 |
参加者 |
WG1会員の有志により構成される。専門性の観点で必要に応じWG1会員以外を招聘することもある。 |
意思決定 |
AGごとに定める。 |
解消基準 |
幹事会が全体会合へ解消提案を行い,全体会合にて審議する。 |
(5) SIG(Special Interest Group)--- 旧称 SWG(Sub Working Group)
役割 |
会員企業の自発的な意思で特定のテーマを他の会員とともに検討する。SIGは時限的に設置し、SIGが立てた計画に沿って活動・解消を行う。また、年に一度、活動報告を行う。 |
設置基準 |
提案会員は幹事会に設置提案を行う。幹事会での合議のうえ設置し、全体会合に報告する。 |
参加者 |
提案企業およびWG1会員の有志。専門性の観点で必要に応じWG1会員以外を招聘することもある。 |
意思決定 |
SIGごとに定める。 |
解消基準 |
提案会員は幹事会へ解消提案を行う。幹事会にて合議のうえ解消し、全体会合に報告する。 |
(6) サブ幹事会
役割 |
政府の諮問を受けて、特定領域の検討のために時限的に設置される。サブ幹事会が立てた計画に沿って活動・解消を行う。 |
設置基準 |
政府の諮問を受けて設置する。 |
参加者 |
政府の諮問を受けて、幹事会にてWG1会員から人選を行う。専門性の観点で必要に応じWG1会員以外を招聘することもある。 |
意思決定 |
サブ幹事会ごとに定める。 |
解消基準 |
サブ幹事会が立てた計画に沿って活動・解消を行う。 |
以上